これまで私は、下記の投稿を通じてお金に対する不安を分析することで、感情へのアプローチ方法を学んできました。
“不安”を打ち消したい… 苦しい… : ご自身の厳しい意識でさらに苦しめてしまっていませんか?
“人生が苦しい”… : 苦しみの根源は何か、潜在意識との対話方法
“潜在意識”って何? : 潜在意識と対話し軌道修正しましょう
“葛藤” : 自分の中で仲違いする意見があり前に進めないのを解消します
不安など”ネガティブな感情”が止まらない… : そんな時は敢えてネガティブな感情も受け入れてみましょう
今回は、これまでの内容を踏まえて、お金に対する不安など”衝動的な感情”に対して私たち人間がどうアプローチしていくべきなのかをまとめていこうと思います。
衝動的な感情へのアプローチ方法まとめ(自分を知る)
(1)
すべての感情に対して、他人事のように「はいはい、大丈夫大丈夫」とあしらうのではなく、自分事としてしっかりと感じて理解をして共感する。
不安であれば不安を、悲しみであれば悲しみを、怒り、焦り、その他すべての感情に対してちゃんと感じる。潜在意識がどのような感情を体験しているのかを理解し共感する。
(2)
感情の根源を知り、今だけでなく長年苦しんでいたことに気づき労わってあげる。
たとえば私の場合は職場への不満が実は学生時代に母を傷つけた企業への怒りから来ていたように、今体験している感情は実は子どもの頃に体験したことがあるケースが多い。
つまり、今体験している苦しい感情は何年も前から体験している。今の自分もそうだし、昔の自分、これまでの自分、すべての自分を癒してあげる。
衝動的な感情へのアプローチ方法まとめ(受け入れる)
対立を解消する:
私たちがネガティブな感情を体験する時、自分の中の複数の意識(例えば右脳と左脳)が喧嘩しているということがよくあります。
(3)
自分の思いをひたすら吐き出す。
例えば、安定的な収入は欲しいけど働きたくないと考える時、どちらか一方に意識を傾けるのではなく、すべての意見を聞く。
(4)
どんな感情であっても受け入れる。
不安、焦り、怒りなど、ネガティブな感情を拒絶しない。
なくしたいと思っても、衝動的な感情が襲って来ても、自分の一部だとしっかり認める、受け入れる。
※これは感情を放置することではない。まずは受け入れて、感情の原因・根源を知る。その上で今の自分にとって不必要な感情であれば自然となくなるので見守る。
衝動的な感情へのアプローチ方法まとめ(脳の仕組みを知る)
(5)
不安や焦りや怒り、それらネガティブな感情が私を不幸にしているわけではないと知っておく。
ネガティブな感情が自分を惨めにさせていると思い込んでいる。
例えば、経済不安を理由に仕方なく応募した企業から不採用通知が届いた時、私は自分自身を「惨めだ」と思ってしまいます。
それは私の経済不安がなくならずにずっと残っているからです。
しかし、入社したくない企業へ入社せずに済んだのだからまったく惨めではありません。
私は、私自身が「惨めだ」と言い聞かせると、本当に自分が惨めなように感じられるのです。
(6)
稼ぎがあれば不安がゼロになるというわけではない。
未来に対して不安がまったくないという状況を目指すのは少し無茶な考えである。
不安がない状況を目指すのではなく、不安があっても不安と共存してなんとなく幸せという状況を目指す。
衝動的な感情へのアプローチ方法まとめ(行動をやめる)
(7)
自分を幸せにすることができるのは、行動ではなく感情との向き合いだと知る。
私はこれまで、行動力さえあればネガティブな感情はなくすことができると考えていました。
ですが今、それはなくなるどころか、どんどん経済状況は悪化しています。
(8)
感情に身を任せて行動しない。
行動することで感情が紛れて自分の本質・本当の問題を見失ってしまう。
(9)
とにかく常に自分に問いかける:
「今何を感じている?」
潜在意識は、なかなか自分の思っていることを話してくれない時があります。
私たちが無視してしまっていることもあります。
なので自分から話しかけることを意識づけることが大事です。
(10)
それでもどうしても行動を起こしたくなった時は潜在意識にこう聞く:
・あなたは私に何を求めているの?
・あなたはそれをすることで何を得たいの?何が得られると思っているの?
・それは本当に私がすべき行動?あなたがほしいものは得られる?
最後に…
感情と向き合うと、体にも心にも負担がかかります。
私は今日1日で11時間、1日の約半分を睡眠に費やしました。
さらに根気も必要になります。
(1)~(10)に書いたことを、順番はバラバラでもいいので、何度も繰り返し行わなければなりません。
ですが、感情や訴えを誤魔化して行動をしても意味がないということを実体験を通して身に染みて理解しているため、逃げることはできません。
なので、思考では「そんなに寝たら時間がもったいない」と思っていたとしても、感情とは向き合うしかないと思っています。
ネガティブな感情と共存するということは、ネガティブな感情を感じたくないと強く思う衝動的な感情とも上手く付き合っていかなければならないということでもあります。
大変な道のりではありますが、問題がすべて解決した後は、とても楽に生きられるようになりますよ。
私はそのことをパートナーシップですでに体験しました。
私はかつてパートナーシップにおいて非常に苦戦し悩んでいましたが、今はパートナーシップにおいては悩みなく過ごせています。
みなさまも取り組む際は「今はたくさん眠る時期だ」と割り切って取り組むことで、焦燥感などを感じずに取り組めるかと思います。
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