今の時代、ただ働いていても満足にお金が入るわけではなく、私は毎日のように”不安”を感じています。
それと同時に、不安になればなるほど、自分自身に対して厳しい意識を向けてしまいます。
今のご時世、みなさんもそのようなことはないでしょうか?
私の場合は、この不安を打ち消すために自分に対して
・とにかく暇さえあれば働け
・稼げ
・何かしないと
・1円でも稼がないと
・お金を稼がないと大変なことになるぞ
・ダメダメ、今のままじゃダメ
・私はダメ人間!こんなにすぐへこたれて仕事をやめて稼ぎどころを失って!それをやっていいのはFXで稼げていた時だけ!
・なんでも器用にこなさなきゃダメ!物を落としたりミスしたり動きが遅いのはダメ!「この人は仕事が出来る人だ」って思わせないと、人より多くのお金がもらえないよ!
と、頭の中で、鞭を打ったり叱責していることに気づきました。
この自己叱責によって、さらに自分自身を苦しめていました。
これでは、不安と苦しさのダブルパンチで、人生がしんどくなるばかりです…。
そこで今回は、そんな私の自分への厳しさを分析していきながら、自己理解を通して “不安” と “人生のしんどさ” に対する解決策の1つを提示していきたいと思います。
私の自分への厳しさを分析する
私は、FXトレーダーになる前、Webエンジニアとして働いていましたが
FXトレーダーとして、朝起きる時間も夜寝る時間も働くタイミングもすべて自分で決められるようになってから、「日本の企業はちょっと変かも」と思うようになりました。
IT業界では、上司から「絶対に終わらせることができない」というスケジュールで仕事が渡されます。
そうでもしないと、「仕事をサボるから」だそうです。
そして、無茶なスケジュールで仕事を組んで、でもそれ通りに仕事を終えてくれたら上司にたくさんのお金が入るから万々歳。
そんな感じで、IT業界で働く人たちはみな、毎日毎日無茶な要望を押しつけられて、正論を返したら逆ギレされて、心は納得しないまま、体を酷使しながら働いています。
私もその1人でした。
ですが、確かに会社としては利益が入るかもしれませんが、睡眠を削って労働をした代償は私たちにとっては大きいはずです。
身も心も疲弊して、体はやつれ病気がちになり、人生への前向きなモチベーションは失われていきます。
上司や会社の経済のためだけに私の大事な心と体がぞんざいに扱われているのが私は許せませんでした。
しかし、ちゃんと振り返ってみましょう。
上で紹介した自己叱責を見ると、内なる私は、私がものすごく毛嫌いしていた日本の企業の雇い主たちと同じです。
無理なスケジュールを強要するという私が大嫌いなことを、同じことを自分が自分自身にしています。
私を苦しめているのは、日本の企業だけでなく、私自身も含まれていたのかもしれません。
自分に厳しくするのをやめる。
それが、私が私を幸せにする方法なのです。
私が今ここまで自分を叱責していることと、お金を稼げていない理由は、私がダメ人間だからではなく、過去を投影しているからだったのです。
「お金が稼げない」と思う時に感じる恐怖心、「お金が減っていく」と思う時に感じる恐怖心と似たような恐怖心を、私はおそらく幼少期に感じていたのだと思います。
幼少期に感じていた”恐怖心”
その時は子どもだったので、直接お金が関係していないかもしれません。
どのような状況だったのか、今の私にはまだ思い出せません。
ですが、当時の私にとっては強い恐怖心を伴い、人生がめちゃくちゃになってしまうかのように感じられたのでしょう。
今の私の中にも昔の私の恐怖心が眠っており、昔の私が絶対にその恐怖心を感じたくないが故に、あの手この手の策を講じているのでしょう。
その結果として、「お金をたくさん稼げばこの恐怖心とは向き合わなくていいはずだ」と勘違いして、自分自身に鞭を打ったり、叱責しているのでしょう。
ですが、無意識のうちに、「お金が稼げない」「お金が減っていく」という恐怖心を投影し続けているので、時が経ってもまた「仕事が決まらない」「お金が稼げない」という現実ばかり突きつけられます。
今回の悩みとその解決策のまとめ

今回のまとめです。
一度上の内容をお読みいただいてしっくりきた方は、2回目以降はこの章だけをおさらいしていくだけで問題ありません。
悩み▶▶▶
・不安や恐怖心に苛まれて苦しい
・とにかく人生が苦しい
・「やらなきゃいけない」と思うことが多くいっぱいいっぱいになってしまう
・「自分は今のままじゃダメだ」と思うが、何をやっても上手くいかずつらい
・お金が稼げない、お金が減っていく、仕事が決まらない、人生が上手くいかない
解決策▶▶▶
・自分の頭の中で流れている自分に対する厳しい声に気づく
・「お金を稼げば今感じている不安感と向き合わなくていいから何としてでも稼ぐんだ」「○○をすれば△△から逃れられるんだから何としてでもやり遂げるんだ」と自分に無理を強いることで自分が苦しんでいることに気づき、無理を強いる前に自分自身の感情と向き合う習慣をつくる
・子ども時代を振り返り、同じような経験があることを自覚することで自己理解を深め、自分の内側から安心感が出てくるのを感じる
日常的にご自身の悩みを解決する習慣をつけることで、今後新たに悩みが出てきた時に自分自身で冷静に対処することができます。
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