前回の“葛藤” : 自分の中で仲違いする意見があり前に進めないのを解消しますという投稿で、私は、「収入や資産や今後の生活について不安を感じてはいけない」と思っていることに気づきました。
また、前回の記事の投稿から時を経て、ある2つのことに気づきました。
今回は、その2つの気づいたことをご紹介をしつつ、そこから得た不安との向き合い方をご紹介します。
不安との向き合い方、新たに気づいたこと
1つは、不安な気持ちそのものが、私を不幸にして、そして惨めな気持ちにさせていると思い込んでいたということです。
仕事や、雇ってくれる会社、収入源が見つからないと、私は非常に惨めな気持ちになっていたのですが、実際はその状況が惨めなのではなく、私自身が惨めだと言い聞かせていたから惨めに感じられたのです。
もう1つは、私は、不安を受け入れていないからこそ、不安が暴走し、「稼げてないんだから遊んじゃダメだよね?好きなことしちゃダメだよね?」と自分自身を強迫していると思っていたのですが、実は、不安を拒否し受け入れようとしない意識が不安をなくすために自分自身を強迫していることに気づきました。
私は、稼ぎさえあれば不安はゼロになると完全に思い込んでいたのです。
この暴走に従って仕事を探すからなかなかいい仕事が見つからないし、FXトレードでもロスカットされるなど大損していたことに気づきました。
しかし、稼ぎさえあれば不安はないというのは間違いです。
なぜなら、私にはかつては支出の4倍もの収入がありましたが、情勢が変わっていつか収入が途切れてしまうのではないかとものすごく不安でした。
今のことが気がかりなのではなく、予測のできない未来のことが不安なのです。
それは今の私も同じです。
確かに今の状況は当時と比べると収入面ではかなり劣っていますが、私には数ヶ月間生活できるだけの資金があります。
今生活費が払えるかが不安なのではなく、未来の私が稼げているのか、生活費が支払えているのか、未来の情勢が自分にとって追い風となっているかが不安なのです。
不安を完全になくすことよりも、不安と共存していても幸せな未来を創ること
まったく予測のできない未来に対して「大丈夫!」と言えることは前向きでかっこいいことではありますが、未来に対して不安がまったくないという状況を目指すのは少し無茶な考えであると気づきました。
必要なのは、不安を完全になくすことではなく、不安と共存していても幸せな未来を創ることだと感じました。
それは、感情を放置することではありません。
なぜその感情が発生するのか、自分の潜在意識に理由を聞く手順を省くことはできません。
今の状況、自分が経験した過去、自分の考えなどにその理由は潜んでいます。
その上で、今感じている”ネガティブな感情”が今の自分にとって不必要であると感じられた時、それを解消できる時は解消します。
あくまで感情は受け入れる前提ではありますが、
感情を受け入れる→感情を解消する→解消できない感情がある→感情を受け入れる→感情を解消する…を繰り返します。
すべての感情を受け入れるとはどういうことか
不安と共存するということは、不安を感じたくないと強く思う衝動的な感情とも上手く付き合っていかなければならないということです。
私はちょうど今朝シャワーを浴びている時に、「稼ぎがなければ不安だ!!生きていけない!!どうしたらいいんだ!!どうにかしてくれ!!」という強い感情を感じました。
この意識と向き合った時、ものすごく大きな怒りと焦りを感じました。
このような強い衝動的な感情に対しては、不安に対しても、不安を感じたくない意識に対しても、あしらわずにすべてを包み込むように、そしてすべてを発散させてあげることが重要です。
この企業では働きたくないと思っていたけどお金がないからという理由で仕方なく応募した企業から採用されなかった時、願いは叶っていたとしても「不採用なんて惨めだ!」と潜在意識は暴れるでしょう。
そんな時、他人事のように「入りたくない会社だったしまぁよかったじゃん、切り換えて別のところ探そ」とアドバイスするのではなく、また、「そんな衝動的に動いたって上手くいかないのよ!」と叱責するのでもなく、その意識が訴えかけている強烈な感情に対して自分事としてしっかり受け取ってあげなければならないのです。
どうなってもいい、家がなくなってもいい、と悟らない限り、どんなに稼げても「不安がまったくない」という状況は不可能です。
幸せを守りたいと思うなら不安は付き物であることを肝に銘じつつ強い衝動的な感情とも真剣に向き合っていくことで、自分のことを以前よりも受け入れられるようになります。
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