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“潜在意識”って何? : 潜在意識と対話し軌道修正しましょう

自分のことを理解する方法

前回の“人生が苦しい”… : 苦しみの根源は何か、潜在意識との対話方法という投稿と、
前々回の“不安”を打ち消したい… 苦しい… : ご自身の厳しい意識でさらに苦しめてしまっていませんか?という投稿では、
私たちは無意識に自分自身を苦しめてしまったり、苦しい理由を理解できていないということを学びました。

前回の投稿では、”潜在意識”について取り上げ、上記の理由を簡単に説明しました。

潜在意識とは、普段私たちが認識できていない意識のことで、意識全体の90%以上、だいたい95%くらいを占めています。
私たちは自分の意識(どのように考え、思っているか)のうち5%程度しか認識・理解していませんが
この潜在意識と呼ばれる「見えない意識」も私たちを構成する大事な要素であり、潜在意識によって私たちは日々行動・決断していると言っても過言ではありません。

ですが、私たちは自分自身の95%を認識できていないので、これまでの記事で学んだことだけでなく、もっともっと自己理解を深めていかないと、また苦しくなったり、人生に迷ってしまいます。
また、時には昨日と同じ方法では潜在意識が心を開いてくれないこともあるのです。
潜在意識との対話方法は、日々バージョンアップしていく必要があります。

今回は、私の実体験を例に
潜在意識が心を開いてくれないにも活用できる、前回よりもさらにバージョンアップした”潜在意識”との対話方法をご紹介します。

潜在意識が心を開いてくれない時

私の潜在意識は、以前は本心と向き合うことを拒絶していたのに、声掛けによって向き合うことができました。
私はこういう時は、自分の潜在意識に感謝を示し、そして褒めてあげます。
ありがとう。できたじゃん!と声を掛けてあげます。

でも、じゃあなぜ、また別の時には「私はダメだ」「何もできない」「不器用だ」「ポンコツだ」と思うのでしょうか?
たくさん積み重なった食器を運んでいる最中に大きな音を出してしまったり、フォークを1本落としてしまっただけで、なぜそこまで自分を叱責するのでしょうか?
1日だけやったペットショップのバイトで少し上手くできなかっただけで、なぜ周りからの目が冷ややかに感じられて、「私ってこんなに何もできない人だったんだ…」と落ち込むのでしょうか?

今日は、潜在意識と対話して苦しみの根源を探るだけでなく、もっと楽に生きられるように自分の思考を調整していこうと思います。

潜在意識を調整する

私が仕事を通して感じたネガティブな感情は、たとえば以下のようなものが挙げられます。

・働き始めた時、「こんなに苦しいのにこれしかもらえないのか」「なんて無理な要望を押しつけてくるんだ」と思ったこと
・再就職先を探している時、「好条件な求人がない!」と憤慨したこと
・働きたくない、でも働かなきゃいけないと葛藤する時、そして自分に「稼がなきゃ」と叱責すること
・初めての仕事や慣れていない仕事に取り組む時、周りの目が冷ややかに感じられて、「できない人って思われたくない」「でもきっとできない人だと思われてる」「陰で悪口言われているかもしれない」と思ったこと

これらの思考はすべて、私自身の経験から初めて形成されたものではなく、アルバイトすらしていなかった学生の頃母を見ていた時にすでに形成されていたということに気づきました。

さらに私の潜在意識はこう言いました。
「あの頃の問題はまだ解決してない!だから私はこの思考を手放す気はない!」

私は、
「わかってる。大丈夫。あの頃の問題を絶対に解決させるからね。」
と続けました。

ここから、潜在意識の意見に共感しつつ、潜在意識の防衛反応をほぐしていきます。

私の中には、日本企業への怒り自己叱責だけでなく、ターゲット層を英語圏の方々に変えたところで本当に稼げるのかという大きな不安があることにも気づきました。

潜在意識からの衝動的な訴えに応えないようにする

私の潜在意識は私の顕在意識に、収入があるなら遊んだりゆっくり過ごしてもいい、そうでなければ一生懸命働かなければならないし生きる価値はない、と強く訴え続けています。

しかし、私がその潜在意識の訴えかけに従っている時、いつも上手くいきません。
仕事を始めようとして就職しようとしたら劣悪な労働環境だったり、過去に詐欺事件を引き起こしたことがある人が代表を務める会社と契約しそうになったりしました。

本当は、「私はダメだ」と責めるのも、「収入がないなら一生懸命働かなければならないしそれができないなら生きる価値はない」と厳しいノルマを課すのも、本気でそう思っているわけではなく、昔のようなつらい思いをしたくないというだけなのです。

潜在意識からの衝動的な訴えには応えないことが大事なのです。

今回の悩みとその解決策のまとめ


今回のまとめです。
一度上の内容をお読みいただいてしっくりきた方は、2回目以降はこの章だけをおさらいしていくだけで問題ありません。

悩み▶▶▶

・「私はダメだ」「何もできない」「不器用だ」「ポンコツだ」と自分自身に強く訴えかけられ苦しい
前回の投稿を参考に潜在意識に優しく話しかけているが、なかなか対話が上手くいかずもやもやする
・自分が苦しんでいる理由、紐づく過去の出来事に気づけたのに、潜在意識との対話が上手くいかない

解決策▶▶▶

・自分を責めるのは、今の自分が本当にどうしようもないと思っているからではないということを知る
・自分を責めるのは、過去のネガティブな記憶やトラウマが理由で、その頃のようなつらい経験をしないために、乗り越えられるようになるために𠮟咤激励をしているということを知る
・しかし、この強すぎる叱咤激励に従って頑張り続けてしまうと上手くいかないので、「本当に私がダメなわけではない」と気づいて、頑張るのをやめる
・潜在意識の訴えかけに従わずに、何度でも何度でも対話を続ける

今日また潜在意識との対話方法をバージョンアップすることができました。
しかし私たちは、まだまだレベルを上げることができます。

このまとめを日常的に復習することで、今あなた自身が抱えている悩みに自分自身で対処できるようになります。
日常的にご自身の悩みを解決する習慣をつけることで、今後新たに悩みが出てきた時に自分自身で冷静に対処することができます。

このサイトでは、自分のことを理解して、悩みや問題に対して呼吸をするのと同じように楽に当たり前に対処できるをコンセプトに、1人でも多くの方がこの状態になれるように今後もコンテンツを増やしていきます。

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