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筆者の 心理学 心理療法 脳科学 精神分析学 の講座受講歴、これらを活用した実体験を通して、自分のことを正しく理解すれば悩みや問題を自力で解決することができると確信。
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“葛藤” : 自分の中で仲違いする意見があり前に進めないのを解消します

自分のことを理解する方法

これまで私は下記の投稿において、仕事・収入・資産に関する悩みを解決するために、これまで心理学で学んできたことを使って、潜在意識(今まで自分が気づかなかった自分のこと)を知り、悩みを解決する方法を探ってきました。
“不安”を打ち消したい… 苦しい… : ご自身の厳しい意識でさらに苦しめてしまっていませんか?
“人生が苦しい”… : 苦しみの根源は何か、潜在意識との対話方法
“潜在意識”って何? : 潜在意識と対話し軌道修正しましょう

今回は、これまでの投稿をおさらいしつつ、これまで解決できなかった問題を解決していきます。

これまでのおさらい

それぞれの投稿の内容の一部を下記に引用します。

1つ目の投稿

内なる私は、私がものすごく毛嫌いしていた日本の企業の雇い主たちと同じです。
無理なスケジュールを強要するという私が大嫌いなことを、同じことを自分が自分自身にしているのです。

私を苦しめているのは、日本の企業だけでなく、私自身も含まれていたのかもしれません。
自分に厳しくするのをやめる。
それが、私が私を幸せにする方法なのです。

2つ目の投稿

今思えば、当時の母と当時の母の勤め先こそが、私が日本の企業が嫌いだと思う理由と、私が日本で働きたくないと思う理由をそのまま表していたのです。
あの当時の姿こそが、今の私の悩みの大元なのでしょう。

3つ目の投稿

・働きたくない、でも働かなきゃいけないと葛藤する時、そして自分に「稼がなきゃ」と叱責すること
・初めての仕事や慣れていない仕事に取り組む時、周りの目が冷ややかに感じられて、「できない人って思われたくない」「でもきっとできない人だと思われてる」「陰で悪口言われているかもしれない」と思ったこと
これらの思考はすべて、私自身の経験から初めて形成されたものではなく、アルバイトすらしていなかった学生の頃母を見ていた時にすでに形成されていたということに気づきました。

これまで解決しなかった問題

しかし、3つ目の投稿の結論は以下のようになりました。

私の潜在意識は私の顕在意識に、収入があるなら遊んだりゆっくり過ごしてもいい、そうでなければ一生懸命働かなければならないし生きる価値はない、と強く訴え続けています。

しかし、私がその潜在意識の訴えかけに従っている時、いつも上手くいきません。
仕事を始めようとして就職しようとしたら劣悪な労働環境だったり、過去に詐欺事件を引き起こしたことがある人が代表を務める会社と契約しそうになったりしました。

つまり、潜在意識からの衝動的な訴えには応えないことが大事なのです。

つまり、1つ目の投稿での「自分に厳しくするのをやめる」というのができていないし、さらには、「稼いでほしい」と思う意識に対して、上手くいかせないという現実を反映して対抗しているのです。

ここでは、葛藤を解消するということが必要になります。

自分の中の葛藤を解消する:両者の言い分を吐き出す

“葛藤”を解消するためには、まずはひたすらに両者の言い分を吐き出すことが必要です。

A:仕事をしてお金を稼いでほしいと思う意識
B:どんなに頑張って働いても何も上手くいかない現実を反映する意識

ここから両者に思いの丈を吐き出してもらい討論してもらいます。
私(顕在意識)は、それを中立な立場で見届けます。

(A)稼がないと自由がなくなる、とても恐ろしい未来がやってくる
(B)無理して働きたくない、緊迫した雰囲気で働きたくない
(B)仕事をしていると自由を保てない、仕事(仕事を依頼する人)のために時間を使うのではなく、自分の生活や自分の好きなことに時間を使いたい
(A)ねぇ!お願いだから!本当にやばいから!生活費支払えなくなったらどうするの!?どうなるかわからないよね!?今の幸せが全部全部なくなるかもしれないし周りから人がいなくなるかもしれないんだよ!!?

この時私は、今までAの主張を理解しているつもりでまったくできていなかったことに気づきました。
なんとなく「はいはい、大丈夫だから」と、子どもの言い分を無視する親のような対応をしていたことに気づきました。
私は、Aの言い分をちゃんと聞いたのはこの時が初めてだったと気づきました。

ネガティブな感情も受け入れる

私は、
・「稼げなくなる、生活ができなくなる、自由がなくなる、という不安を感じること」を、悪いものだと認識し、
・拒否することが当然だと信じ、
・当たり前のように「なくさなければいけない」と思っており、
・なくすための行動をひたすらに続け
ていました。

もはやそれは、「生活できなくなること」よりも、「いつか生活できなくなるのではないかと不安に思うこと」の方が毛嫌いしているのではないかと思うほどです。

不安に思うことは悪いことで、不安さえなければ人生はバラ色だと思い込んでいました。
ですが、このように自分の中にある感情を拒絶しているからこそ、その感情が爆発していたのだということにも気づきました。
私は、私の中で「稼げなくなる、生活ができなくなる、自由がなくなる、という不安」が暴走しているため、この悪い感情をなんとか落ち着かせなければと思っていました。
しかしそれは私が拒絶しているから暴走していただけだったのです。

私に今必要なのは、不安も自分の一部だとしっかり認め、受け入れること、拒絶をしないことでした。

また、私の中には、「今不安なのは稼げていないからであって、稼げるようになれば不安なんてなくなるんだからとにかく稼ぐ方法を考えて不安をなくすべきだ」という意識もありました。

ですが、そのような主張とは裏腹に実際には、収入があっても「いつかなくなるのではないか」という不安はずっとありました。
不安を感じてはいけないという思考もずっとあったので、収入と行動でその不安を打ち消し続けていましたが。

今回の悩みとその解決策のまとめ


今回のまとめです。
一度上の内容をお読みいただいてしっくりきた方は、2回目以降はこの章だけをおさらいしていくだけで問題ありません。

悩み▶▶▶

・「自分に厳しくするのをやめる」ができない
・仕事をしてお金を稼いで金銭面への不安をなくしたいのに、どんなに頑張って働いても何も上手くいかない

解決策▶▶▶


両者の言い分をひたすらに吐き出させる
A:仕事をしてお金を稼いでほしいと思う意識
B:どんなに頑張って働いても何も上手くいかない現実を反映する意識


どちらか一方の言い分を「はいはい、大丈夫だから」とあしらっていた場合、あしらうのをやめてちゃんと言い分を聞いてあげる


不安などネガティブな感情も自分の一部だとしっかり認め、受け入れ、拒絶しない

このまとめを日常的に復習することで、今あなた自身が抱えている悩みに自分自身で対処できるようになります。
日常的にご自身の悩みを解決する習慣をつけることで、今後新たに悩みが出てきた時に自分自身で冷静に対処することができます。

このサイトでは、自分のことを理解して、悩みや問題に対して呼吸をするのと同じように楽に当たり前に対処できるをコンセプトに、1人でも多くの方がこの状態になれるように今後もコンテンツを増やしていきます。

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