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“人生が苦しい”… : 苦しみの根源は何か、潜在意識との対話方法

自分のことを理解する方法

前回の
“不安”を打ち消したい… 苦しい… : ご自身の厳しい意識でさらに苦しめてしまっていませんか?
という投稿では、不安に襲われ人生が苦しく、さらに自分自身に厳しくしてしまうことでより一層苦しくしてしまう時の対処法の1つをご紹介しました。

「稼がなきゃ」と自分に鞭を打っても稼げない、お金は減っていく一方。
不安に襲われ、とても苦しい。
そんな時の対処法です。

前回の投稿の最後に、私は以下のように書きました。

「お金を稼げば今感じている不安感と向き合わなくていいから何としてでも稼ぐんだ」「○○をすれば△△から逃れられるんだから何としてでもやり遂げるんだ」と自分に無理を強いることで自分が苦しんでいることに気づき、無理を強いる前に自分自身の感情と向き合う習慣をつくる

そうは言っても、そう簡単に感情と向き合えないのが人間です。

今回は、”人生が苦しい”と感じてしまう際に、少しずつ楽にする方法の1つとして
“自分の感情との向き合い方”をご紹介します。

潜在意識への声掛け

潜在意識とは、普段私たちが認識できていない意識のことで、意識全体の90%以上、だいたい95%くらいを占めています。
私たちは自分の意識(どのように考え、思っているか)のうち5%程度しか認識・理解していませんが
この潜在意識と呼ばれる「見えない意識」も私たちを構成する大事な要素であり、潜在意識によって私たちは日々行動・決断していると言っても過言ではありません。

そんな潜在意識には生まれてから現在までのすべての経験とそこから体験した感情が残っており
忘れたと思っている出来事から体験した感情やトラウマもすべて残っています。

潜在意識には、特に幼少期の記憶も色濃く残っているため、小さい子どもに話しかけるような、優しい声掛けが非常に有効的です。

たとえば…

お金の不安、喪失感、すごくつらいよね。
でも、「お金を稼がないと」「1円でも稼がないと」って、自分の時間のすべてを労働に充てなければと自分に鞭を打つのもつらいよね。
思い返すのはすごくつらいかもしれないけど、幼少期に、今感じたくないと思っている恐怖心と同じような恐怖心を味わったことがあったんじゃないかな?
その頃のことを思い出したくなかったから、再現したくなかったから、今まで必死に「稼がなきゃ」「稼ごう」って頑張ってきたんだよね。
「たくさん働いてたくさん稼いだらすべて解決する」って思って頑張ってきたんだよね。
大丈夫だよ。当時のことを思い出したとしても当時と同じことは起こらないよ。
当時何が起こって、どんな感情を感じたのか。もう少しだけ、当時と向き合えないかな?

大人になった自分自身にこのような声掛けをするのは、なかなか恥ずかしいと思う方もいるかもしれません。
このような声掛けをした先に何が起こるのでしょうか?
私の中でこんなことが起こりました。

潜在意識への声掛けでわかったこと

潜在意識への声掛けを行った直後、真っ先に “お金で苦労していた母の姿” が頭に浮かびました。
私を女手1人で育てなければいけなくなったこと、それにも関わらず怪我を理由に会社から解雇されたこと。
会社は母をはじめ国民をこき使っておきながら、従業員が困っている時には手を差し伸べない。
そんな日本企業への怒りと、簡単に解雇されるという恐怖心を思い出しました。

だからこそ日本企業を信用していないし、恨んでいるし、働きたくない。
でも、かつて母がしてきた苦労をしたくないし、私がお金を稼げないせいで母に当時と同じ苦労をさせたくない。
だから、「自力で稼げるようにならなければ」と自分に鞭を打ってきたのだとわかりました。

しかし、日本はかつては、企業が国民を支えて、企業が国民の人生を背負っている国でした。
きっと私の中にも本当は「誰かに支えてもらいたい」「誰かを頼りたい」という気持ちがあるはずです。

私の心の奥底の本心は、自力で稼ぎたいのか、企業への不信感を払拭して企業を頼りたいのか?
それは、企業への怒りを完全に解放して、企業への不信感を払拭して、思考がフラットになってからでないとわかりません。
このあたりは再び潜在意識と対話をしてみないとわかりませんが
ひとまず、私が日本の企業を恨んでいる理由の大元は私が働いていた時ではなく、私がまだ学生だった頃に母を傷つけたことだと、潜在意識との対話でわかりました。

当時を鮮明に振り返る

当時の母は毎日「仕事に行きたくない」と言っていました。
それでも休まずに仕事に行っていました。
その挙句、怪我をしてしまい、会社に解雇されました。
母の「仕事に行きたくない」という願望は叶ってしまいましたが、結局母は「生活のために働かなければいけない」と、怪我が治りきらない中でも就職活動をしていました。

今思えば、当時の母と当時の母の勤め先こそが、私が日本の企業が嫌いだと思う理由と、私が日本で働きたくないと思う理由をそのまま表していたのです。
あの当時の姿こそが、今の私の悩みの大元であり、”苦しみの根源”なのでしょう。

今回の悩みとその解決策のまとめ


今回のまとめです。
一度上の内容をお読みいただいてしっくりきた方は、2回目以降はこの章だけをおさらいしていくだけで問題ありません。

悩み▶▶▶

・自分に厳しくするのをやめてまずは感情と向き合いたいと思うが、どうやって向き合っていいかがわからない

解決策▶▶▶

・小さな子どもに話しかけるように、思っていることを伝えたり、質問をしてみる
・過去に経験した感情やトラウマを労わってあげる

このまとめを日常的に復習することで、今あなた自身が抱えている悩みに自分自身で対処できるようになります。
日常的にご自身の悩みを解決する習慣をつけることで、今後新たに悩みが出てきた時に自分自身で冷静に対処することができます。

このサイトでは、自分のことを理解して、悩みや問題に対して呼吸をするのと同じように楽に当たり前に対処できるをコンセプトに、1人でも多くの方がこの状態になれるように今後もコンテンツを増やしていきます。

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